映画=太陽がいっぱい


いちおうネタばれ注意。



1960年作品で、学生の時から何度も観てる映画です。
1999年作品である「リプリー」を観たときにまさか同性愛に
アレンジするとは!とビックリ、それも面白いなと思いました。

僕もこの年齢になればオカマやゲイの友達もたくさん出来て
同性愛についても特別な存在ではなく、身近で自然に接する
ようになってきました。

で、ふと思ったのが、1960年代でもヨーロッパですから
すでに同性愛も珍しくないのではないか、と。そう思ったらじゃあ
「アランドロンもコリコリの同性愛で、女性にはまったく興味ない」という
前提で観てみたらどうだろう?とおもって、太陽がいっぱいを再見。

そしたら見事に当てはまるんだよね。学生の頃は単純に
お金と女(マルジェ)を手に入れたい欲望、と観ていたけど、
同性愛の視点で観ると、マルジェといるときよりも男とじゃれ合ってる
ときのほうがホントに楽しそうにみえる。

いずれにしてもイイ映画だと思います。

・・・・・

あと、やっぱりフィリップ役のモーリス・ロネとジュード・ロウは
顔も仕草もそっくりだよな。これナカナカ同意してくれる人がいない。
というか太陽~とリプリーを両方見てる人が少なくて寂しいな。
by nopain-nogain | 2011-06-11 23:30 | 映像・音楽・本 | Comments(0)


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