心の中の「自分への言い訳」というのは、常にあって。 「思った通りの写真が撮れないのは、レンズが安物だから・・・」という言い訳が、70-200を買ったことで出来なくなった。普通は人間への負担を楽にするために良い道具そろえるのだけど、こういう場合に限っては急に自分を追い込むことになる、精神的に。そして道具への迷いが無くなることで、自分が急成長する。。。 過去にもそういう事例があった。デンマーク製コンプレッサーとか昇華型ドライプリンターとか東洋アソシエイツ旋盤とか。いずれも安物を使っていて不満があり、さんざん迷った末に高価なプロ用を買った。プロユースなので一般人への優しい取説はなく、使いこなすままで大変な勉強が必要だった。そして間もなく絶対必需品となり10年以上も使い続け、これら道具への投資は何十倍何百倍、はっきりいえば数千万円の売り上げとなって僕の給料に帰ってきた。トップレベルの道具の購入決断が人生の岐路になったと、今になって想える。 70-200も、どうやらその系統の道具のようだ。買う前も買ってからも「本当に買って良かったのだろうか」という不安はあるものの、どうやら今感じてるプレッシャーは、10年後に「買って良かった」と言える感触がある。ただ今までと一つだけ大きく違うのは、部屋の外に出ないと効果を発揮できないこと。健康とか季節とか対人とか、意識が外に向かないと練習もできないこと。実はまだ2度しか撮影散歩に出かけてない。年末だから忙しかったっていう理由もあるけれど。。。これから健康が大切になる年齢に置いて、それもちょうど良い課題なのかも。 70-200 良い道具が揃ってしまうと、自分の実力が浮き彫りになる。 しばらくは恥を晒すことになるけれど、それでも やっとスタートに立てたことのほうが嬉しい。 写真も(カメラビジネスも)僕の将来の収入になるだろうか? いまはまだ解らない。でもこの感触、悪くない。 自分の中の写真の再スタートと、日の出を掛けてみたんだけど(笑)
by nopain-nogain
| 2014-01-08 02:33
| カメラ・写真
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