商売の世界でのサイレントマジョリティ
 
 
「商売の世界では、100人中1人しか生き残れない。成功者の本はあふれるが
脱落した99人の本は出版されない。だから一般の人は負けた人の存在を認知
できない。これが一般人と経営者の間にある、商売に対して多くの誤解を産む原因」

っていう主張を、商売を知らない人に分かりやすく説明することが多いんだけど、それ
でも判ってもらえないことが多い。ちょっと実例を思いついたので書いておく。

「オバマ大統領は誰でも知ってると思う、けど大統領選でオバマと闘った人を
覚えてる?」--->ジョン・マケインとかロムニーとか。その当時は両方知ってるのが
「社会人の常識」だけど、負けた方の人の存在ってこうも薄いよね。それでもアメリカ
政界のトップなのにね。

あと良くある例だと、毎日通る道で更地になった場所に、元はなんの店があったか
言える人は少ない。


・・・・・
「生き残る」っていうことがどれほど難しいことか。居なくなった人は顔も声も忘れ
去られる。さらに商売の世界では社会的に復帰できなかったり、自殺したり。
明日は我が身!で毎日、脱落することは考えてる。成功と失敗の両方を常に
プランニングしてる。

なのに
会社員の人ってリストラされて逆ギレでしょう、実力あればリストラされないという
根本を見失ってるから、そりゃリストラされて当たり前。実力あればリストラされても
転職なり独立なり出来るんだから。それが出来ない人に「モッチーは楽でイイね」と
言われるんだから、そりゃイヤだよな。


商売と芸能の世界は自殺が多い。死んだ人はグチ言わないからね。
そこをよく想像して、よく考えてね。
by nopain-nogain | 2014-03-26 21:39 | 徒然(つれづれ) | Comments(0)


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