反ナチ
 
 
ぐうぜん、ナチスドイツの映画を立て続けに観た。


過去にも何本もヒトラー関連の映画を観ているが、どれも似たり寄ったりで
さすがに飽きた。

そして思う。
反ヒトラーをうたう映画や執筆をする人たちは、よく考えたらヒトラーのおかげで
儲けている、生活の糧になっているわけだ。会ったこともないヒトラーをネタにして。

全世界の反ヒトラー出版物の売り上げ総額を考えたら、ヒトラー独裁の功罪をあっさり
上回ってるんじゃないか?もしかしてミッキーマウス以上の人気じゃないのか?
ヒトラーに印税は入るのか?


・・・・・

歴史的書物ってのは、たいてい善悪のどちらか極端に片寄ってる。
いい人は徹底的に美談だし、功罪人は悪い所だけを言い伝える。

そのレトリックに流されてはいけない。

そう言う書物を積極的に読むって事は、その人の恩恵にすくなからず
預かっていると言うことを見逃してはならない。





 

 
by nopain-nogain | 2014-06-02 04:00 | 映像・音楽・本 | Comments(0)


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