紫の難しさ
 
前日の記事で書いた「紫の製作」が完成したので、写真を撮った。


ビックリした。


紫の組合せはバッチリできたので、あとはいつも通りに明暗のグラデーションを
かけて、いつも通りにキレイに出来た。いつも通りに写真を撮ったら、
いつもと違って、グラデーションの境目が異常に写っていた。

目で見たら全く解らないグラデーションのムラが、写真にはまるで
レントゲン写真のように浮き上がる。カメラの設定を変えても、同じだった。

紫色・コバルト・バイオレットあたりの色ってのは自然界でも特殊な色なのは
知っている。ゆえにカメラでも苦手とする色。たぶん苦手だからソフトウェアで
強い補正をかけていると予想する。その結果、見えないほどのムラが写って
しまうんだろう。

これにはマイッタ。

普通には眼に見えないレベルだし、紫以外の作品とも遜色ないので
仕事の仕上げレベルでは問題はないのだが。

しかし自分のコダワリとしては写真に写らないような
精度を上げたいけど、眼に見えないレベルはまさに心眼。できなくは
ないけど・・・そのレベルでの紫の仕事を受けるときは、いつもの倍くらいの
値段にしないといけないかも。


難しい紫が終わって、いったん自信がついたのだけど。
また大きい課題が残ってしまった。

紫の難しさ_d0002320_0114914.jpg




 
by nopain-nogain | 2014-07-10 00:12 | カメラ・写真 | Comments(0)


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