ウツと贅沢の帝王
 
 
ややウツに落ち気味の夜だったので、景気づけに少し高いお寿司屋さんに行きました。

美味しいお酒と美味しい料理を、独りでモクモクと食べてるだけでも鬱病の黒いモノが
少しずつ洗い流されるようにフンワリとした精神状態になりました。ヒラソーカツオと生サバの
刺身、イワシの南蛮煮、宝石のように綺麗な銀杏、お任せの寿司握り、マツタケ土瓶蒸しなどなど。
そのうえに料金外の部分でいくつかのサービスをしてもらって。

あといつも書くけど、高いお店にくる人たちって少々変わった人も多いけど
なんか楽しい。隣の席のオジサンはだいぶ酔っぱらってて、土瓶蒸しを
こぼしちゃったんだけど、そのこぼしたモノの処理が酔っぱらいオヤジとは想えない
くらいキレイで迅速で、酔う脳は酔ってるけどマナーの脳はちゃんと生きてて
人に迷惑をかけずに酔う程度をしってるだなーって感心した。

あと、何人かお客さんが来たけど、雰囲気悪そうな人は店主が断ってて、入店できたのは
半分くらいかな。酔った人や身だしなみが悪い人はもちろん、サラリーマンも基本的に
お断りのよう。

料金はそれなりに高かったけど・・・ウツで病院に通ってお薬買ったら、それ以上の
金額が必要になる、それに比べたらよっぽど安くてしかもポジティブにウツを
回避できるとおもう。お酒でお金を使うことにすごく躊躇するけど、そう考えたら
けっして贅沢・無駄遣いじゃない。

お会計をして閉店になってから関係者だけで乾杯がスタートし、またイロイロ
サービスしてもらった。メニューにないモノを食べさせて貰える、まかないとか、
関係者だけの砕けた会話とか、これがまたとても美味しい。


ウツと贅沢の帝王_d0002320_21563274.jpg

by nopain-nogain | 2014-09-13 02:44 | 飲む食べる | Comments(0)


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