DVD連続勧賞

インフル中の時間を利用して、溜まっていたDVDを一気に見ました。映画系は連続して見ると、面白い・つまらないがハッキリしますね。しすぎてしまいます。日本映画は人気アイドルで金儲け。ハリウッドはCGと誇大宣伝で金儲け。ヨーロッパやアジアは文化としての映画があって面白かったです。


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中国映画のLCは、学芸会みたいな低予算・定番脚本だったけど、役者が上手だったのか3時間引きこまれた。久々に役者だけで迫力ある映画でした。もしかしたらセットなしで、棒立ちセリフよみだけでも面白いかも。そうか、それが朗読か。たぶん女性におすすめの映画。

ドイツのPDLも、同じだ。頑張ればぼくでも撮れそうなくらいの低設備だけど、やはり絶対に真似できない仕上がりになってる。登場人物おやじオンリーだけど、これも女性向けかも。

邦画・ハリウッド映画は8本くらいみたけど、どれも同じ。

連話6時間モノ、18時間モノも見た。うーん、惜しい感じ。大衆が求めてるのは表面のディテールなんだろうけど、ぼくは見えないけど感じられる芯の流れ、みたいなのが好き。


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ぼくの人生&仕事に関わりのある大切な映画に出てきた、あまり有名でないが希少な美術品を、ぼくは実物をみたことがあるんだけど、何でみたのか思い出せない。たぶん華道家元の女の人に誘われてお付き合いで見に行ったんだと思う。まったく前知識がない作品郡だったのでそれなりに面白かったが、それほど心には来なかったからか記憶があいまい。

ただ、その「曖昧なイメージ」というのが実は正解らしく、この映画でも人によって解釈が変わることがテーマになった。そう見ると面白さが何倍にも増す。そして見終わって思う。ほんとうの映画ってのは教養がいるな、と。そしてひとつの教養と映画のカンフル剤を作ってくれた華道の女性に、いまさら感謝する。そういうのが「いい女」なんだとおもう。家が近ければもっと親しくなったかもしれないのに・・・と考えるが、実際は別の女性だったかもしれない。
by nopain-nogain | 2015-01-11 02:29 | 映像・音楽・本 | Comments(0)


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