モノクロ写真の悟りを開いてから、被写体を観て「これはモノクロだな」って感じられるようになった。そんなときはカメラをモノクロモードにして撮る。 昔撮ったカラー写真のなかからモノクロにしてみたい写真をソフトで変換しようとしたら、カラーフィルターだの輝度だの明度だの10か20のパラメタが現れた。 いままでモノクロなんて彩度を落とすだけと想ってたから、無料ソフトでワンクリックで変換してた。それが脳で理解したからといって、オペレート的にはなにも意識せず変換作業をしようとしたら、幾十ものパラメタが急に目の前に現れるなんて。スゴイ。面白いじゃないですか。 もしかしたら前にも眼にしたパラメタかもしれない。しかし必要性がわかってなかったから「これは違う」と思ってウィンドウを閉じていたのかもしれない。そうだ、「モノクロの色味いじりってなんなんだよ!」ってなんどか想った記憶がある。いまは、分かる。「モノクロの色味」という矛盾した設定がどういうことなのか。 しかしまた、勉強することが増えた。 モノクロは、うまく撮れなかった写真を安易にごまかすことにも使えるから、そういうゴマカシにならないように気をつけなければいけない。
by nopain-nogain
| 2015-02-18 13:11
| カメラ・写真
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