ノスタルジックか、本当に良い物か。
「最近のゲームはつまらない」「昔のゲームは内容が濃かった」と感じるのは、年寄り特有のノスタルジックなのか? 世代差や主観を完全に取り除くことは出来ないので、その真意がわからないままモヤモヤしていた。しかし、今日、それが解決した。

20年前から「隠れた名作」と言われていたがプレイできなかったゲームをやった。初めてすぐにゾクゾクする興奮と「これから楽しい時間が待っている」という期待を感じた。

ノスタルジックか、本当に良い物か。_d0002320_1935452.jpg
このゲーム、タイトルだけは知っていたが内容知らないしノスタルジックも思い入れもない。つまり最新ゲームとほぼ同条件でのプレイが出来たと思う。その結果は、最新ゲームでは感じることのない、さまざまなインパクトを感じた。やはり昔のゲームは圧倒的に内容が良い

じゃあ今の若い人にこのゲームをやらせたらどうだろうと考えると、ある程度の教養と想像力があれば楽しめる、という条件付きになる。逆に言うとライトユーザーはまったく面白くないだろう。けっきょく新旧関係なく「人に寄る」ということなのだけど。

そもそも昔は「ゲームする人は犯罪者予備軍」と言われ、僕たちは迫害され辛い思いをしていた。それが今は日本の経済の何割かをゲームが占めるようになった。だったら今のほうがいいゲームが作れるような気もするのだが・・・

昔はクリエイターが作りたいモノを作ってマニアが遊んだ。いまは企業利益優先で一般人が暇つぶしにゲームしてる。そのせいでクリエイターが目覚めずらく、育つのも難しい。とても残念な悪循環。

話がブレてきた。

ただただ自分は、パソコン&ゲーム創世記からの歴史に立ち会えてラッキーだった。ちょっと生まれるタイミングがズレてたら、僕も感性のにぶい消費者になっていただろう。そして、新旧のゲームを好きなだけプレイできる人生。良かった。





追記:
「ゲーム」と言えばすっかりビデオゲームを指すようになったなぁ。僕は12歳でパソコンを買ったのだが、それ以前は紙と鉛筆とサイコロで自作ゲームを作ってた。それ考えるとパソコンがなくても元々クリエイティブだったと言えるな。


追記:
「お父さんが子供にレトロゲームをやらせて感想を聞く」というのを実際にやってる人がたくさん居る。感情的なケースは除外して、客観的な条件でやったケースは、どちらの結果だとしても勉強になって面白い。






by nopain-nogain | 2017-05-24 15:53 | 趣味・あそび | Comments(0)


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