心の乱れは生活の乱れ


先月の「タオレター」以来、そこそこセーブしてやっている
んだけどそれでも手一杯で、セーブした結果はこうなる。
リビングにはモノを置きたくないのだが・・・

心の乱れは生活の乱れ_d0002320_1736413.jpg


これでも仕入れの70%は処理してるだが、のこりの30%が
これらです。あまり人に見せたくない風景です。

なかにはすぐに出さなきゃいけない商材もあるし、出せば
売れると解っていても、手が着かない。

・・・

いくつかのモノはスタッフに任せることもできるけど、
まずは自分で検品しないと品質が落ちる。

紙商材はもちろん、金属でさえも、季節によって
サイズも金属温も変わるので、適温適湿での
0.01mm程度での検品が必要なのだが、
「季節によって金属感が変わる」といっても
その原理を理解してくれる人はいない。

かといって、そういった原理をしらなくても、あらゆる業種の
全てのユーザーは無意識に「違いを感じてる」んです。

「あ、これカワイイ!」「なんか・・・イマイチ」っていうのは
季節や、その日の温度に影響されるので、できる限りの
オールマイティな商品をつくるか・・・

あるいはこれは裏話的ですが、一年間を通して
平均的なイメージを与えるには、まったく同じ商品を
夏と冬で微妙に違うモノをつくって見せなければ、
ユーザーの一定した評価(いつみてもおなじだなという感想)は
得られないんです。

・・・

商品を発送する際の封筒や段ボールは、雨期と乾期で
手触り、臭いが大きく変わります。これは経験があると想います。
特に雨期の紙の臭いはあまりイイ物ではありません。
これを解決しようと僕は大いに悩みました。

悩んだ結果、商品と一緒に紅茶のパックをオマケで
同封する、というものです。これは説明しなくても
想像付くと想いますが、雨期に開封したときに「もわっ」と
した臭いを無くし、年間通して、僕の商品には開封したときに
紅茶の香りがします。

特に雨期には紅茶の香りが強まり、乾期には程ほどに。
これもある程度想像付くと想いますが、
これが「商品の主観的イメージ」を一定に保つ方法なのです。

無機質な金属の商材に、紅茶の香りというのは
ミスマッチですが、その意外性にもインパクトがあり、
また紅茶に付箋紙を貼り手書きでメッセージも入れてます。
もちろん飲むこともできます。

問題だった季節感のギャップを改善できて、
僕の気持ちもスッキリですし、紅茶を入れるようになってから
ユーザーさんから大変好評をもらえるようになりました。

・・・

技術的な勉強は時間さえあれば必ずできます。
紅茶は考えなければ一生アイディアは生まれません。
また、本来解決できるのに、考えが及ばず悩み続けることの
ほうが多いでしょう。

こういったアイディアは無限にあるし、もしかしたら
他社のサービスから学び取ることもできるので、
起きている時間は、買い物でも飲み会でも電車待ちでも
常にそういう目線でいなければ良い物は作れないのです。


これが、僕の勉強です。
by nopain-nogain | 2007-11-13 18:22 | 仕事と勉強 | Comments(4)
Commented by chako-05 at 2007-11-14 11:33
体調大丈夫ですか?
ご無沙汰している間に、色々な出来事があったのですね。
お仕事、順調のようで何よりです!
無理しないように・・・といっても難しいのでしょうね。
でも楽しいことを頑張るのはとてもいいことです。
もちさんにしかできない仕事、うらやましいです。
Commented by もち at 2007-11-14 18:08 x
●chakoさん
こんばんは~。ジムも通い出して体調は良くなってます^^
お仕事と勉強は大好きなんだけど、抑えなきゃいけないのが
かえって辛い、って感じです^^;

明日は久々にオヤスミをとって紅葉を見に行っていきます♪
Commented by yui-520 at 2007-11-15 06:36
わたしは勝手に人生すべてがネタになる、と思ってます。
それと同じぐらいなんでも勉強べんきょう、と言って遊んでしまいます。
体がついてこないのがつらいです。睡眠とか・・・

フェリーニ検索してみました。好みっぽいです!早くDVDが見れる環境にしたい!!
Commented by もち at 2007-11-17 04:24 x
●yuiさん、こんばんは
人生全てが、そうですね。ほんとは
睡眠はもちろん、ただボーッとする時間も必要だけど、
いまさらなかなかできないよね^^;

フェリーニは「道」が印象的でした。あとストレンジ系も
多いのでw。まだ未見もあるので、これからも楽しみ^^

うちDVDプレイヤとかドライブとか3個くらい余ってます^^;
たぶん、周りにも余っている人多いと想うから
声かけると揃っちゃうかもよ!?



<< ドクトル・ジバゴ おやすみ、ムーちゃん >>