システム手帳とか。


ヤフーのトピックに

「できる社会人は手帳で差をつける!」

とありましたので、たまには毒舌と、厳しい現実を書いてみます。
こういった宣伝文句がいかに無意味なアオリをしてるかを
参考にして、カッコだけの自称「働きマン」から脱出して頂きたい。

・・・・・

僕の観てきた有能な経営者、職人、会社員たちには、
手帳を観るシーンがほどんどありません。

なぜなら

「システム手帳一冊分くらい、スケジュール管理くらい、
 自分の頭脳に記録し管理できないなら、
 それは使えない人間ですね」


と言うことである。


ちょっとした約束をするにもいちいちスケジュール表を出す人が
いる。それが管理だと想ってしまうのは平凡な習慣だろう。
だか、本当にレベルの高い人から見れば、じつに滑稽な風景にみえる。
それでその人の仕事のレベルと人間性が判断できる。


本気で上を目指したいのなら、
手帳や道具の機能を上げるのではなく
自分自信の潜在能力を鍛えなさい。

ということを言いたい。もちろん脳の機能には個人差もあるのですが
手帳や道具にたよっていると、どんどん劣化します。

手帳やスーツや靴や時計やら、そんなもので
優劣を競っている人、やればやるほど、恥の上塗りです。
中身がないから、付属品で補わないと不安なのですね。
本物の仕事人からは一発で見ぬかれていますよ。


・・・・・

そしてここも重要なのですが、こういう事を言われたときに

「モッチーはいつも上から目線だね」と反発心が芽生えたり、
「私にはムリです、記憶力ないし・・・」とネガティブになったりする人。
そこから抜け出して下さい。卑屈やひがみは、自分の人生を
つまらないモノにしてしいます。


あるいは「そうか、ちょっと考え直してみよう」と想う人。
そういう人は輝く原石です。人の意見をドンドン吸収して
少しずつでも立派に成長するでしょう。だから期待して
ついつい厳しい助言をしてしまいますが、何年後には
迷いのない、本質的を見られる人になれるでしょう。



僕も若い頃はスタイルのカッコ良さが男前とおもってましたが。
独立し、先輩から学び、努力し、今はそれを実感できるようになって
厳しかった先輩たちには感謝しています。
いま思い返せば、息子のように優しく厳しく育てて
くださいました。ゆえに親子ゲンカもよくしましたが(笑)


だから僕は、
こういうお説教をしていきたいと想います。
聞き入れてくれる人はおそらく10人に一人、
いるかいないかでしょう。

こういう事を言うと嫌われるのも承知で、やっています。
僕も普通の人間だから嫌われたくはないのだけど、
馴れ合いで好かれていても、それはもっと嫌なのです。

能力がある人にはやっぱり成長してほしいし、
世の中を引っ張っていく人になって欲しいんです。

・・・・・

そう言う僕もまだまだ未熟なので、これからも頑張ります。
これだけ大口を叩きましたが、実際メモ帳は使ってますし(笑)
100円ショップのメモ帳よりもポールスミスが欲しいとは想うし(笑)
でも、分相応のモノを身につける、というのは重要な技術です。
僕にはまだまだダイソーが身に合ってる、ということです。


それでは、本気の人は頑張って下さい。
一緒に成長できたら、嬉しいです。
by nopain-nogain | 2009-11-26 10:19 | 徒然(つれづれ) | Comments(0)


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