ど田舎だったし友達の家も遠かったから
幼稚園の頃から駄菓子屋のゲームで遊んでいた。 ただあそぶんじゃなくて、研究して攻略してた。 高校生の頃もゲームセンターに通って、 他校の生徒とか大学生・大人たちと混じって ハイスコア争い。 ゲームの腕はトップクラスで、なんどかチャンピオンに なったことがある。優勝したとき、ライバルで話をしたこともない 大人から「おめでとう」と言われたときは、嬉しかった。 お互いすごく意識してたし、特に僕は人見知りだったので 「恐い人」だと勝手に想ってたけど、お互いにしてきた同じ努力を 認め合える人って、いるんだなぁ。って感動して泣きそうになった。 結局、 大人になっても3DCGやゲームの会社に入って プログラミングしてた。どこにいってもトップグループに 居られたのは、ゲームで培った探求力と経験があったから。 いまは、ゲームは月に数時間、気分転換にやるくらい。 ・・・・・ 最近、勉強のためにスポーツの本を何冊か読んだ。 対人系のスポーツ(サッカーとかバスケットとか)での テクニックは、ゲームと共通なんだな~と気が付いた。 8の字とか、フェイント、ナナメに進んで真っ直ぐさがる、とか。 30年前のゲームの人工知能と、最新のサッカーの対人テクが 同じっていうのは発想もしなかった。人間の対応能力って 基本的にはシンプルなんだね。 集中力とか持続力とかのメンタル面は、弓道やビリヤードと にてる。個人競技、自分との闘いの上でのメンタルは 僕は幼稚園のころに既にストイックに仕上がってたようだ。 ・・・・・ 42年の人生経験をしてから、学生時代のゲームに対する 接し方を思い出すと、人間関係&技術者&競技者として けっこうイイ青春だった。今になっても役立ってることが多い。 恋愛もしたかったけど、なぁ。 もし彼女ができてたら、 つまらない人生になったと思う。 とにかく、一所懸命打ちこむ事がある青春でよかった。
by nopain-nogain
| 2013-04-21 08:18
| 趣味・あそび
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