似顔絵
 
 
観光地や下町の路上で似顔絵を描居てる人、それをやりたいと
友達が言い出したので、苦手な分野なのであえて手伝いに出た。

なんのノウハウもない。売り込みは得意だけどそれはコンセプトに
合わないと想ったので、全権友達に任せていたら1時間・・・3時間
たっても一人も参加者が居ない。

ヒマだったので練習がてらお互いの似顔絵を描いてみた。僕も下手だが
友達も下手。なので何枚も何回もお互いに向き合って練習してたら、
どう勘違いしたのか「お互いの似顔絵を描くサービス」と思いこんだ
希望者が「自分もやってみたい」と言いながら参加。

僕が退いて、お客さんが座って、主催の友達とお客さんで
お互いの似顔絵を描くというシュールな場に。それが面白かった
らしく次々と参加者が絶えない。不思議なサービスが繁盛した。


・・・・・

今回、勉強になったこと。

もともと友達の衝動的な「似顔絵を描いてみたい」というのが
純粋な興味なのだろう。多くの人も同じ願望を持っていたから
こそ、お客さんも似顔絵を描くというのが成り立った。つまり主催者が
モデルになって似顔絵を描いてもらう方が、需要があったのだろう。

自分がやってみたいこと、それは他人がやってみたいこと。
受け身のサービスというのもあるんだな、と。

 

 
by nopain-nogain | 2014-02-13 06:27 | 執筆 | Comments(0)


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