ホリゾンストロボ・レベル調整台自作
 
 
静物撮りのバックのグラデーションをコントロールするための撮影台の改修。


ホリゾンストロボ・レベル調整台自作_d0002320_1231565.gif
背景のグラデの高さや、丸&水平を調整できるようにした。



・・・・・

古くはバックのグラデはグラデーションペーパーに頼ってました。しかしこれは汚れる、グラデが変えられない、テカる、など苦慮することが多く、なんとかごまかして撮影してきた。

最近はストロボと遮光板を使った光のグラデーション作りをするようになって、こっちのほうが綺麗にできる。しかし多くの場合は足元を光らせたいのだが、そうすると光源の位置がとれない。むりやり横の方からスポットで照らすようにしていたが、調整面倒だしまっすぐにならない。

そこで前から考えていた撮影台を二段にして足下(地下)に光源を仕込む、っていうのを今日実行してみた。テーブルの天板から変えるのでけっこうな改修作業。で、結果は見事に簡単&キレイに背景光源をコントロールできるようになった。けっこう策に溺れて効果が出ないことも多いのだが、今回は思い通り!



・・・・・

蛇足。
今回の設備案も、けっこう前から考えていたんだよな。でもストロボが最低2台、場合によって3台必要になるから。このストロボって1個7万円するモノなんだよ。3個で21万円。あとワイアレス送受信機加えたら30万円近く。まあ貧乏だった僕には無理だよな。いまだって定価じゃ絶対買えないよ。「絶対に良くなる」と絶対にわかっていたら30万でも出せるけど、使ってみたら思い通りいかなかったら、ショックで死んじゃうもん。

というわけで、たまたま激安で手に入れられたおかげで撮影環境が何段階も良くなった。もっと早くこの環境を手に入れてたらずいぶん楽でキレイに出来たのに。また「お金さえあったら・・・」という思いをしたので、素直に書いた。いつまでたっても貧乏コンプレックス。
by nopain-nogain | 2014-12-30 12:02 | カメラ・写真 | Comments(0)


<< 仕事納め 全部動かす病 >>