イジメがなくならない理由を僕は知っている
 

 
僕の実例です。



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小学生の給食の時間、クラスの生徒達はみんな何人かのグループで楽しく食べてました、でも僕はいつも一人ぼっちでした。あるとき優等生達が「もち君を仲間はずれにするのは良くない。さあ、みんな一緒になって食べましょう。さあはやく机をこっちに寄せて。仲良ハズレは良くないです!!」と言って無理やり僕を団体にくっつけました。

僕は団体で慣れ合いしてるより、一人で思慮に浸ってるのが好きだったんです。クラスの人達もそれを概ね理解しているので、僕を一人にしてくれてました。とくに嫌がらせとかも無いし、休み時間や放課後はみんなで遊んだし。でも給食は一人で食べるのが好きだった。なのに優等生がそのバランスを崩したのです。自分のリズムで食事できないし、周りのみんなも変に気を使うようになっちゃったし。それから給食の時間がかなり精神的に苦痛でした。

その他、なにかと僕の行動に干渉してくる優等生たちが僕にとってイジメッコそのもの。でも優等生は自分が他人を傷つけたとは想ってない。



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TVや書籍でも「実は自分はいじめられっ子でした」って告白する人は多いのに、「イジメッコでした」って言う人は非常に居ない。いじめられっ子一人に対して数倍・数十倍居るはずのイジメッコなのに。それは「言うと不利」っていう理由は納得できる。しかし問題は「自分がイジメッコだったことに気がついてない人たち」が圧倒的に多いってことだ。こういう人たちは大人になっても他人を傷つけてる。団体行動を強要する人とか。やさしさアピールのために優しさ強制する人とか。

あとTVとかで「イジメ撲滅!」とか言ってる人たち。あれもどっちかって言うといじめ側の視点だ。ああいう主張の強い人が怖い。そのうえ論点も間違ってるし。僕ははまず、そっとしておいて欲しい、のだ。




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イジメがなくならない理由=自分が他人をイジメたことに気がついてない人が多いから。




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by nopain-nogain | 2015-09-11 21:21 | 人間 | Comments(0)


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