●●●まとめについて●●● 試行錯誤していたころが懐かしい。いまはもうメカニカルやデジタルの知識について原理までたどり着いたので情報に惑わされることは(あまり)無い。あとは美しい写真を撮れるかどうかは、カメラじゃなく、人間性である。というわけで、まとめ記事にするほどの小出しセンテンスが無くなってきた。もうまとめ記事は必要ないかいな。12月末に「今年2015年のまとめ」をやったら、まとめ記事は終わりにしよう。 ●●●フィルムのスキャンとプリント●●● それぞれ手順がルーチン化して、落ち着いた。このさき細かい改善はあっても、特に書くほどではない。現在進行中の現像も、今年中にはルーチン化するだろう。 ●●●フルサイズがまた欲しい●●● 以前、フルサイズが必要かどうかわからないのでとりあえず買ったときは「屋内で美術品を撮る雰囲気は好きだけど、必須ではない」という結論になって、かなり短期間で売却した。そして改めて、モノ撮りや風景も含めてフルサイズの雰囲気が欲しいと思うようになった。正常進化である。 きっかけは偶然。 手持ちのミラレスと短焦点で撮った写真がとても良い雰囲気にしあがって「あ、これフルサイズで気に入った写真に似てる」と感じた。どういう共通点だろうと考えたら、開放が大きく、イメージサークルに対しセンサーサイズができるだけ大きいほうが好みらしい。フルサイズがそれに合致するのだが、手持ちのAPSCでもレンズとのバランスで同じようにもできる。というわけでフルサイズ欲しいが、しばらくは買わないで済む。まあそのまえにゼンザブロニカがメインになっっちゃって、デジタルの出番少ない。 ●●●というわけでゼンザブロニカ●●● 冒頭で「まとめるほど記事がなくなった」と言ったのも、このゼンザブロニカを買ったせいかもしれない。趣味で撮るならほぼブロニカだけで満足なのである。現像に数日かかるので、ブログに書くときに写真と気持ちの時差が出るもどかしさはあるが。それにしてもお出かけのときは必ずブロニカで、サブでウン十万円のデジタルを選ぶか、もしくはデジタル持たない。 このカメラを持てて幸せだ。 このカメラを持てて幸せだ。 ●●●「なんでもできる」●●● よく人にそういわれる。これを言われるときは嫌味ヒガミじゃなく、尊敬やうらやましーなのは分かる。まあ自分でもそう思う。しかし自慢にはならない。「何でもできる人は生きやすい」と思うなら、それは違う。 なんでもできるようになりたくてなったのではない。僕は単純に好奇心が異常に強いだけだ。だから成長の時期は楽しいが、ゴールしてしまうともう好奇心を刺激するものがなくなって、つまらない人生になってしまう。それに、周りの人からヘルプばかりを頼まれて、僕だって誰かを頼りたいときがあることを理解してもらえない。それを証明するかのごとく、心が折れかけたときも誰も信じてくれなくて、完全なるウツ病に突入した。 みんなに期待されつつもやらないでいたフィルムの現像は、未知の領域を残したかったのかもしれない。現にいま、いつでも現像できる準備が整った今、もったいなくてやりたくない。どうせすぐにできてしまうし。できると判ってることには興味がいかないのだ。だったら「まだチャレンジしてない」と思う余地が少しでもあったほうがいい。ただ、前にも書いたように、周りから「現像は?」と聞かれることに疲れてしまって、その質問を封じるための現像である。 こういう心境になったなら、カメラ熱はそろそろ終わりなのである。ありがとうございました。
by nopain-nogain
| 2015-11-27 07:19
| カメラ・写真
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