精神病的映画
 
自分が精神病になって解ったことは、キチガイってのはメチャクチャではなく、ある一定の規則性があるってこと。ある意味では健康人よりも強い規則性を持ってる。経験者にとっては「病気あるある」で盛り上がるネタ。その基礎の基礎を知ってるから、精神を扱った映画にたいする観方は厳しい。


理解してない監督の映画=つまらないよ。まったく勘違いしてるうえに調査もしてないから「あるあるネタ」が一個もない。それでも多くの健康な人にはウケるだろう。一般的な勘違いには沿ってるから。

理解してる監督の映画=スゴイな、と思う。あるいは経験者なのか。病気人も健康人も共に見られる映画をつくるなんてスゴイ。ある一定数の健康人には理解できないだろう、その売上は捨てる覚悟も、スゴイと思う。

監督が本物のキチガイ=DリとかDアロとかJホドとかYシュバとか。病気な上に(健康な人よりも)パワーがあるのだから。共振したときはワールドだし、わからない時は千本ノックを受けてる感じで頑張って最後まで見る(笑)。




たまたまSTBMKNの映画を続けて鑑賞し、「この人は理解してない人だな~」っておもった。いかにも賞狙いってかんじがして、嫌なタイプの映画だ。もう見ない。




by nopain-nogain | 2016-04-14 13:16 | 映像・音楽・本 | Comments(0)


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