レンズ面のヨーイング可動の固定レバーが緩くなってきたので、修理。
このレバー。受け取ったときから緩めだったが、寒い外だとますます緩くなるみたい。 大判の構造や設計思想はまったく無知なので、検討をつけて分解する。まぁだいたい予想どおりになっていた。前オーナーが修理したあとがある、無知ではないがキレイではなかった。 最初1mmのシムを挟んだがキツすぎ、今回は0.5mmでちょうどよかった。いずれまた緩くなったらプラス0.2mmくらいかな。 「さいごにガチャンて固定するステーのスプリング」は部品がだめになってるので交換。戻りテンションが無くなるけど、もともとテンションないほうが合理的。 この大判、借りてるのか貰ったのか定かではない。譲ってもらったKT君とも会う機会がなくなってしまったので確認ができない。ゆえに僕が修理していいのか解らなかった。でもまぁ「撮ってもらえたら嬉しい」と言ってたし、撮るなら修理しないと撮れないし。そのあたり信頼してもらってるとおもう。そうじゃなきゃ人手に渡さないもんね。 「ピントユニットを前後させる丸レール」がグラグラしてる。どこで修理するのかわからなかったが、ここも感覚で分解していって、修理完了。それにしても部位名称が全くわからない。 カビをキレイに除去。 ホントは全体的にキレイにしてネジもステンの新品に交換したいのだが、こういう機械はネジやカビも含めて「できるだけ現状維持」に価値があるから。どうしてもな所だけ修理して、あとはできるだけ手を入れないようにしてる。 一眼レフがミニチュアに見えるほど大きい大判だが、これを持ち歩くのは苦ではない。むしろ楽しい。 ・
by nopain-nogain
| 2017-02-23 20:20
| カメラ・写真
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