業界人と映像


リアル「友達」の一部を「ファン」とカテゴライズしました。
ファンに対して業界人として接する決意をしたのです。

そして、
「業界人」と名乗る決意に、もう一つの原因があります。

・・・・・

最近の映像関係を見て、その感想をブログにアップ
してますが、内容をみても解るとおり「映像と観客」という
関係が成り立たなくなってしまいました。

僕は自分のスキルはマニアに毛が生えた程度だと想ってましたが、
10年前頃から自分の知識が映画の作り手の知識を越えてしまった
ことを自覚せざるをえまえんでした。

最近に至っては、基礎さえ出来てない映像の多さ、なのに目新しさもない。
手抜き、パクリ、盗作、自己満足、金策、モラルの低下、ウソの情報・・・・・
みていてウンザリしてしまいます。気分が悪くなってしまうのです。

もちろん目新しい挑戦や、低コストで頑張ってる人たちの映像は出来が
イマイチだったとしても、その努力は喜ばしいことで、頑張れと想います。
こういった頑張っている若者たちに対しては、将来的に技術提携や
スポンサーなどで応援する立場になる予定です。

・・・・・

というわけで、映像関係に対して観客として視聴することをあきらめます。
基本的に「同業者の眼」として見ていくことにします。これは僕にとって
とても悲しいことなのですが、この仕事についたならばいつかは決心
しなきゃいけないことだと想います。

「もっち、エヴァ劇場版、面白かった?」と聞かれたら、
「ゴメン、関係者なので感想言えないんだよね~^^;、見てのお楽しみで!」
という定型文で答えてきます。なぜなら(以下ネタばれ)
「エヴァ、30年前の映画そのままパクリですね。」なんて言ったら寂しいでしょ。


業界人と映像_d0002320_2285637.jpg

というわけで、僕は今後、「業界の人」「関係者」と名乗ります。

長年の映画&アニメファンとしては、ほんとうに寂しいことですが・・・(T_T)
by nopain-nogain | 2008-05-06 01:01 | 人間 | Comments(0)


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