<   2019年 06月 ( 3 )   > この月の画像一覧
ボツ写真と忘れ写真
さいきんは写真を撮っても、何日も何週間も見返さないことが多い。下の写真も、どこで撮ったのか、何を狙って撮ったのか覚えてない。たぶん電池残量チェックの試写とかだろうと思った。

d0002320_20260796.jpg

サムネで見た段階ではボツにしようと思ったが、念のため拡大してみて気がついた。月を撮ったのだ。



上野から湯島あたり。日中は美術館を見て、心地よい疲れだった。これからの夜ゴハンの店を探してウロウロしてた。そのときに珍しい位置に月があると気がついて、写真にしようと思った。

スナックやフィリピンが多かったのでユックリ撮ることはできない。カメラ出し入れ5秒以内の早打ち、しかも70-200のマニュアルフォーカスで撮った割には、よく撮れてた。


構図を調整してるときに気がついたのだが、実は本物の月ではない。丸い照明が丸い構造物で月食のようになっていた。どうりで変な月なわけだ。でも写真にすれば面白い構図になると思って。創作写真。




by nopain-nogain | 2019-06-26 20:11 | カメラ・写真 | Comments(0)
早朝公園
精神の
d0002320_06252674.jpeg
調子悪いので気分転換。
by nopain-nogain | 2019-06-13 06:19 | Comments(0)
ずっと100%の芸術鑑賞

芸術の感想といえば・・・


・学生の頃は、他人と違う感想を言うのは悪いことだと教え込まれたせいで、自分の意見は言えず、みんなの真似をするか、無言で通していた。

・20代頃は、自分流のオリジナリティを出したいという願望をこじらせて、とにかく他人と違うヒネった感想を言おうとしていた。

・クリエイターとして目覚めた頃は、他人の意見や作品の有名無名など関係なく、100%素直な自分の感想を言えるようになった。意見が違うことを楽しく議論できる友達が増えた。そして自分の感想を言えないタイプの人とは交流を断った。

・クリエイターとして自信がついてくると、いつ頃からかわからないが、他人の作品に興味がなくなり、ほとんど見なくなった。たまに作品を見る場合は技術的な研究が目的。あるいは、スバラシイ作品を見たときは、作品よりも人間性のほうに興味が行った。





先週、久しぶりに美術展を見てきました。


散歩のついでや招待とかじゃなく、完全に自分の意思で狙いを決めて美術館に行ったのは3年ぶりか、もっと久々かも。この作者の作品は小学生のときから興味をもって見ていたが、ファンと言うほどではなかった。それが偶然か必然か、仕事で扱うようになり、作品や人物を詳細に調べてるうちに「これはスゴイ!」となり、以降ずっと心に住み着いてる人物。この人の本、28000円もするのに、どうしても欲しくて買ったものなぁ。

そんな人の展示会が数十年ぶりにあることを知った。しかも年齢からすると最後になるだろう。だとすれば相当の混雑で、まともに見れないだろう予想する。だから僕は行かないつもりだった。しかし同業者から「空いていたのでじっくり見れたのが良かった」という情報が流れてくる。「おお、そうなら行く!」と、行ってきた。美術展の結論は、非常に良かった。





しかし今回驚いたのは、自分の作品鑑賞の変化。


今までだったら感想を思い浮かべたり、ときには混んでいてよく見れないことを愚痴ったり、このあと何を食べようかと想像したり、勉強しようとしすぎて頭痛になり半分も見ないうちにリタイアしたり、そんな感じで感情と雑念の多い美術鑑賞をしていた。

しかし今回は全然違った。100%インプットのみで、アウトプットが100%無かった。作品に対する感想がほぼゼロ。いや作品だけでなく人間として感情がゼロ。とうぜんマナーとして他の鑑賞者に気を配ることはしていた。それ以外は、ただひたすらインプットだけをしていることに、途中で気がついた。

作品を眼で見ているのではなく、網にかかった大量の魚を一匹も逃さないように両手で(両眼で)掻き込んでる、そんな見方だった。それなのに、勉強感・充実感はずっと100%。だんだん上がるのではなく、100%を超えて150%になるでもなく。最初から100%で最後までずっと100%の一定感(そんなのありえない)。そしていつの間にか5時間もいたのだが、頭痛にもならなかった。

いままでに無い、とても不思議な状態だった。それを書き残したかった。






まま、少し現実的な話をする。

●一番勉強になったこと。紙の扱いとか、筆圧が異常に強いとか。ネットや本では知ることができない、生原稿を肉眼でみなければ知りえない情報を得られたことに大きい収穫があった。

●スマホカメラ撮影はOKだが、デジカメはNG。僕は初めて見るタイプの撮影規制だったけど、最近は定番の規制なのかもなぁ。でも納得だよね。デジカメだと長く撮影しちゃう人(マナー悪い人)いるし、印刷したらコピーできちゃう。スマホなら短時間で、SNSで宣伝にもなる。というわけでデジカメはフル充電だけど、急遽スマホ撮影になったので、途中で電池がなくなってしまたのが残念。


●上記に関連して。スマホ本体が白かったので、作品に写り込んでしまうのが残念。持参したデジカメは、白ロゴも黒く塗りつぶしてあるくらい神経をつかってるんだけどね。次に美術館行くときのために、黒いスマホケースを買っておこう。あと携帯用のPLフィルター(映り込み防止フィルター)を探してみよう。


●上記に関連して。やはり美術館に行くときは黒い服装がいいね。明るい色だと作品に反射して、ダメ。本気の他人にも迷惑。

●撮影はスマホのみ可。ということで女子はもちろんオジサンも「キャシャ!キャシャ!」とスマホ電子音が引っ切り無しに、時には耳元で鳴らされる。昔の僕だったら精神的にやられて「無音カメラアプリくらい普段から準備しておけ!」と、脳が悪態ついていただろう。でも今日はごく少し現実世界に戻されただけで、ほぼ無音の世界にいた。まるで水中にいるように、音の記憶がまるで無い。あ、耳はインプット0%ってことか。


●展示内容なのか宣伝ポリシーなのか、クリエイター客が多く、一般客が少なかった。つまり、何が言いたいかというと、全体的にマナーが良かった。何年か前のフェルメールのときは地獄だった。




●家から電車一本の行きやすい美術館。オープン展示もたくさんやってて、居心地が良い。今回ほど濃くなくてもいいから、また来たいな。





見終わってベンチに座ってたら脂汗がすごかった。ギトギト。5時間、飲み物もトイレもなし、息もしてなかったからね。じゃあ銭湯でサッパリできたら最高だなぁ、と思ってスマホを取り出した。しかし電池5%で検索諦め。少し散歩して、適度な居酒屋さんで美味しいお酒を飲んで、帰宅。



d0002320_10312375.jpeg


良い一日でした。



by nopain-nogain | 2019-06-04 09:41 | お出かけ | Comments(0)